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大切な人

※左薬指の指輪はお洒落です!

おはようございます。こんにちは。こんばんは。


突然ですが、あなたには大切な人がいますでしょうか。


私には、7月でもう5年の付き合いになる恋人がいます。


前回の記事で風邪を引き蟹江町にしばらくいたことを書きましたが、彼女のお家(一人暮らし)が蟹江町にあり、そこでお世話になっていたのです。



なぜそうなったのかと言うと、それは一種の、私が人生の岐路に立たされることになりました。


簡単に言ってしまえば、私が日々の怠慢や油断から彼女への思いやりを怠ってしまったからでしょう、ある日彼女は他の男の人と遊びに行ってしまったようでした。


私はその後、何度かそのようなことがあったことに気づいていました。日々の態度からそれは簡単に読み取ることができました。


ここで、私は何も追求せず彼女を咎めることもしませんでしたが、この選択が正解かのかもわかりませんでした。


しかしながら、そうなってしまったことに少なからず彼女以外の理由があるなら、私に咎める権利はないと思ったからです。


彼女以外といえば、相手の男さんと私、その他外部環境を指します。


あらゆる原因を考えました。そこで私は日々の怠慢を反省しました。また、彼女が一人暮らしで100キロ離れた場所に住んでいる以上何かしらの間違いが起こりうることも予期していましたので、ある意味でそれさえも一種の経験なのだと合理化してしまいました。


5月上旬ごろから始まっていたようです。なんとなく把握していましたが、やっぱり怒れると言うよりは悲しかったですね。


今週の月曜日のことです。
私はついに彼女から別れを切り出されてしまいました。


ラインを使って伝えてきました。


内容は省略しますが、価値観や、他に好きな人ができたと言う理由が述べられていました。


私は畑からちょうど家に戻ってきたところでこれを読みました。


私は返信することもなく、さっとシャワーを浴びて服を着替え車に乗り込みました。


そうです。彼女に会いに行ったのです。


ここで私のとった行動に疑義を持たれる方がいるとは思いますが、実に私は冷静な判断だったと思い返します。


なぜなら、彼女の文章がとても彼女自身の考えた文章に思えなかったこと、そもそもラインを使ってきたこと、この言葉を発する時の彼女の表情や感情を文面だけでは理解できなかったことが理由に挙げられます。


彼女は文章を考えることが苦手な人でした。それなのにわざわざラインで、というところが一番引っかかったのでしょうね。


男は物事を論理的に解釈する傾向にあるといいますが、なんだか私はその典型のように思います。。


彼女の家に着いた私は、よそよそしくチャイムを鳴らします。彼女は、戸惑いながらも部屋へ入れてくれました。


早速、このラインは本当なの?と聞いてみました。


彼女は間も無く、何も言わず涙を流し始めました。


泣きたいのは私の方でしたが、私もつられて泣いてしました。



この時点で、私は色々なことを考えました。
部屋に入れてくれたり、事の真偽を確かめようとした直後泣き始めた事、直接別れを伝えなかった事。


ここから、彼女も相当に悩みながら、苦しみながら、辛い決断をしたと言う事を理解しました。


単に、私から完全に心が離れてしまっていたら、無下にでも直接連絡を入れ(ラインでもいいですが)、家に来たって入れはしないと思います。事の真偽を確かめるにしても、それが明確に真ならば、泣くことはまずないと思います。


彼女は真剣に考えたのでしょう。だから私も、真剣に彼女に向き合うことにしました。


相手との出会いのきっかけや、ひととなりを聞き、できるだけ客観的に「彼女にとってどちらが相応しいのか」を判断しました。


本当にどう考えても相手の方が相応しいと判断すれば、私もそれを受け入れる覚悟でした。



しかしながら、彼女から相手の男の人の話を聞くと、どうしても容認できないところがちらほら見えてしまいました。


多くは相手の「趣味」にかかるものでしたが、刺青など到底理解に及ばないものも出て来て私は彼女を渡すわけにはいかない、と決心します。



恋は盲目、と言いますよね。


一度恋をしてしまうと、相手の欠点や短所、全てが全て気にならなく、見えなくなってしまうものです。故に、付き合ってしばらくして欠点や価値観の相違に気づき別れてしまうのです。


彼女はその時まさに盲目的になっていました。彼女は天然でぼけっとしている性格なので、私はそう行った客観的な見方のできない人だと言うことを重々理解しています。そう言うところも含めて彼女とお付き合いしていますので。


だからこそ、冷静になれない彼女に代わり私が色々考えてあげなければと思いました。


余計な御世話でしょうか?


しかし、彼女もはや24歳です。将来的なことを考えずに交際をするにはリスクの伴う年齢になってきているのです。厳しい話ですが、現実です。


恋の盲目化が治った時、相手の欠点や合わないところが見えてきて、うまくいかなくなる。今でこそ何でも許せると思っているだろうけど、まだ2ヶ月しか経っていないうちから相手も気を遣わずに接して来るわけはないでしょう、〇〇(彼女の名前)もそうでしょ?と言いました。


刺青が入っていると、彼女の大好きな温泉に入ることができません。
高い飲食店にあまりいきたくないと、グルメな彼女は我慢する羽目になります。


他にもこのようなことがいくつも考えに浮かびました。
私より彼女が良い生活を送れるようになると思えたなら、自ずと私の答えも変わっていたのかもしれません。


それでも盲目というのは恐ろしいものです。
また、愛情は常に最大化しているものではないということをわかっていないと、後々後悔することになります。


付き合った頃のワクワクは、長く付き合って入ればいるほど逓減するもの。皆様の中にも身にしみて理解されている方もおられるかと思います。


彼女はまともに付き合った人が私くらいしかおらず、そう行った愛情の盛衰(決して無くなっていくわけではないんですよ。常識化、当たり前になっていくのです)を知らない人だったので、私は今回の件を一つの経験なのだと捉えました。


人は非日常を好みます。台風が来ると何だか少しワクワクしてしまいませんか?


ですから、「勢い」としての恋愛において、


「4年と11ヶ月」は、「2ヶ月」には勝てないのです。


しかしそれがあくまで「勢い」に依存する勝敗であり、将来を考えるにはもっと色々なところを見ていかなければなりません。


私はこのことを、いろんな例を挙げて彼女に説明しました。盲目的になっている彼女は最初はとても戸惑っていました。


彼女はよくも悪くも純粋すぎます。


純粋すぎる例を一つ話しますと、
大学生のある時、私が今週日曜にMOSの資格試験を受けにいくから会えない、と言ったところ、彼女がMOSって何なの!と休日を奪った腹いせかのように訊いてきたのです。


MOSとはMicrosoft Office Specialist の略で、ワードやエクセルなどを使える技術があることを証明するための国際資格です。


しかしちょっと私は意地悪したくなって、


「MOSはモスバーガーを食べて味や品質の良さを判定することのできる資格試験だよ。実際に試験ではモスバーガーを食べてちゃんと品質基準を満たしているか判断する実技試験もあるんだよ。」


と言って見ました。すると彼女は


「そうなのー?じゃあ私もモスバーガー食べる!」


というお返事を頂きました。ありがとうございます。


当日、MOSの試験を受けた後待ち合わせて、二人でモスバーガーを食べにいきました。



とまあこのくらい彼女は純粋すぎるくらい純粋です。


こんな彼女を責め立てるようなことは私にはできませんでした。だからこそ、恋愛というものの怖さを伝え、しっかりと考えてくれるようお願いしました。









彼女は私のもとに戻ってきてくれました。





心の底から私は彼女に感謝しましたし、幸せでした。これからも、日々の当たり前に胡座をかくことなく初心を忘れず、思いやりを持って共に過ごせたら、と考えております。



何にせよ、人の女に手を出すのはいけないことですよね!


実際に会って話もして見ましたが、すでに私がラインで論破した後だっ他ので実に和やかに終わってしまいましたが、許しましたけどいけないことはいけないのです。




その後すぐに私は熱を出し風邪で彼女の家で4日ほどお世話になってしまいました。安心したら体が油断したのでしょうか。


改めて、自営業であることに感謝です。勤め人ならこんな突然4日も休めないでしょうから。


そして自分の引く風邪がベストタイミングでよかったです。もう少し早ければ、私は風邪で寝込んで身動きが取れない中別れを切り出されて彼女の家に駆けつけることもできず泣き寝入りだったのかもしれません。神様に感謝しなくてはいけませんね。


ともかく彼女を失わずに済んでよかったです。彼女がいなかったら、せっかく買ったBMWもガラクタ同然ですからね。




私は良くも悪くも感情をあまり表に出すことができません。理由は私にもわかりませんが、おかげで彼女に対して感情的に怒ったりすることなくここまできています。今回の件でも、焦って感情的になっていたら結果は違っていたのかもしれませんね。


これからも喧嘩することなく仲良く過ごせていけたらなと思います。




今回は著しく私事の内容になってしまい申し訳ありませんでした。しかしそのくらい私の中で大きな出来事になりましたので、私自身これを忘れないよう文字にしておきたかったのです。


まとまりのない文章ですが、どうかご容赦ください。




ありがとうございました。


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