物々交換
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
物々交換、というわけではないですが農家という職業柄、季節ごと色々な農産物をおすそ分けしたり、されたりします。
我が家では祖父が結構な家庭菜園をやっており、かなりの種類と量をもらいます。特に甘夏は大きな甘夏の木にたくさんの実をつけるので家族5人でも持て余すほどです。
そしてこの時期はスイカですね。一番右のスイカは名産「天伯スイカ」。バカでかいです。私はスイカやメロンがあまり好きではないので食べませんが、ここ最近は毎日のように父と母と姉がむしゃむしゃ食べています。ほぼ水なのに。
またトウモロコシもこの時期です。トウモロコシが茹で上がると、我が家の主食は米からトウモロコシになります。とは言ってもすぐに食べ尽くされてしまいますけどね。
ともあれ、自然の恵みを共有できるのは農家のメリットです。他にもイチゴ・ミカン・ぶどう・もも・メロンなど色々もらうことがあります。なので我が家もキャベツや玉ねぎを人におすそ分けしたりしています。友人を集めてBBQなどやるときは野菜が重宝されますからね。
ところで、一般的な見解はどうなのかわかりませんが、家庭菜園で野菜を育てて食べた方が、スーパーなどで買うより安くなるという意見が散見されます。
そう思ってガーデニングセンター・ホームセンターに向かおうとしている方は、今すぐ回れ右して近くのスーパーに行って野菜を買い今日の献立を立てましょう。というのも、家庭菜園は、よほどの規模と高効率でない限りは、通算のコスト的にはスーパーで買う方が断然安いからです。手間暇を考えてもコストパフォーマンスが悪すぎます。
と、経済学的な面から一辺倒に家庭菜園を否定しましたが、それが絶対ではありませんよね。植物を育てる、家庭菜園で作物の成長の過程そのものを楽しみたいという方にはその複利効果として収穫物があるわけですから、これは大歓迎です。どこに価値を置くかで家庭菜園一つも見方がいろいろ変わってくるものですね。
拙い話でしたが今回はこの辺りでお暇します。
ありがとうございました。