残る3.7%の職業へ。

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トラクターの価格、知っていますか?


おはようございます。こんにちは。こんばんは。


先日クボタという会社の農機実演会を見てきました。
写真をよーくご覧ください。貼られた値札に書かれたお値段が読めますか?


価格にして ¥8,520,120 !!  ナンジャッコリャー!

↑これがそのトラクターです。どうですか?
安いのか高いのか、トラクターがどういうものかわからない方でもちょっとお高くない?!と思われるのでは。笑


こちらにもっとすごいのがありますよ。↓

でかい!このトラクターの後輪の半径は1.7メートル超え!
お値段は…

¥12,197,520 !!! フォエェェ…
高級車のフラッグシップモデルが買えてしまうレベル。笑
というか家が建ちます。


ちなみに販売価格なので諸費用込みではもう少し高くなるんですよね。
いやいやいやこんなの普通の農家買えませんから。笑




それにしても




なぜこんなにも価格が高いのでしょうか。


その理由の一つはいたって簡単。需要がないからです。


需要と供給の関係は義務教育を受けられた方ならご理解いただけると思うので手短に説明しますが、需要と供給のバランスがマッチする「均衡価格」。これが商品の適正価格なんですよね。


トラクターを使用するのは農家です。近年、農家人口の現状が激しいため必然的にその需要は減少していきます。


また、商品を供給するメーカーも減少する農家人口を丸無視して開発するはずもありませんから、供給量を減らしますよね。


しかし機械の開発費というものは必ずしも生産量と比例関係にあるわけではありませんから、トラクターを作るメーカーは少ない生産台数から利益を上げなければなりません。


だから、高い。


農業人口の減少は、こんな形でも残された3.7%の農家たちを脅かしているのです。



我が家には「モロオカ」と呼ばれるキャタピラーリフトがあります。これが二台あり、最近3代目を購入しました。その値段なんですが…
1台目は200万円前後だったらしいのですが、今回の3台目は多少の機能追加、デザイン変更があって価格なんと約800万円!!
何がどうなってるんだか訳がわかりません。


いくら高級車がフルモデルチェンジしたって価格が4倍に跳ね上がることなんてあり得ないですよ…


そのくらい逼迫したマーケットなんでしょうね。
農機具を購入するための補助金は多少ありますが、それを考えても厳しい市場のようです。



農家にとっての必需品が農家の手の届かない価格になりつつある。このような現状があることを農家でない人が知り得る機会は皆無です。



故に少しでも、私たち農家の実情が皆様に伝わるように記事を書いていくつもりです。





それではこの辺りでお暇します。
ありがとうございました。


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