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陸上自衛隊 富士総合火力演習



おはようございます。こんにちは。こんばんは。


先日、「陸上自衛隊 富士総合火力演習」なるものを見に行ってきました。
通称「そうかえん」と言うそうです。


と言っても27日の本番のリハーサルです。しかし侮るなかれ、凄まじい人でした。泣


たまたま父が知り合いから譲り受けたもので、せっかくだから行こうということで急遽計画。


場所は静岡県の裾野。御殿場市の隣にあるところですね。結構遠い。笑


この演習、結構大きなものらしく紹介でも陸上自衛隊のイベントの中でも最大を誇るものらしいです。


恥ずかしながら当方、自衛隊関係のことについてはてんで素人で何の知識もありません。というわけで何から何まで初めての見学でした。


当日の起床は4:30!久々にこんなに早く起きました。笑


何でも早く行かないと見やすい席を確保することができないようで。。
眠い体躯に鞭を打ちながら準備します。


本日は弟の LEXUS CT200h で目的地を目指します。


東名高速道路のSAで朝ごはんやトイレ休憩を挟んで向かったのもありますが、それなりに時間がかかり駐車場に到着したのは9時ごろ。



駐車場からシャトルバスに乗り込み会場へ向かいます。私たちはE席か各スタンド前のシート席です。

リハーサルも本番も観覧にはチケットが必要で、これは抽選になります。
その倍率なんと29倍。結構な倍率ではありませんか?
私は有名アーティストのライブなどに行ったことがない(賑やかすぎるところが苦手な根暗なので…笑)のでその倍率が高いかどうかはわかりませんが、少なくとも私の学生時代の志望校の倍率(2.38倍)よりは高いですね。笑



こちらは演習プログラム。かなり充実した構成になっています。
知らない戦車やヘリコプター、弾の種類がずらり。



こちらはシート席。凄まじい人ですね。
今回の「そうかえん」、例年とても人気を博する催しのようで、駐車場のシャトルバス乗り場からしっかりとロープで並ぶ列が区切られて整理されており、シャトルバスを降りて会場へ向かう時もルートを入念に作って混乱のないよう配慮がなされていました。


が。ただ一つそんなにも混雑が予想されるのが明確なのになぜここが…と言う点がありました。
それは会場への入り口。チケットを切って指定されているエリアへ向かうために通る入り口です。そこにはなんの仕切りもなく、最後尾の看板を持っている人はいましたが途中でどこかへ消えてしまいました。
私たちが最初に並んでいた列は、入り口から会場外壁に沿って横に伸びていた列がもう一列外に切り返して伸びている列でした。
つまり、どこかでUターンするわけですね。ぞろぞろと進んでいるうちにさらにもう一列外側に切り返して列が形成され、仕切りがないためてんやわんや。
私たちが切り返す地点には、間違って切り返し地点から並んでいる人たちがいて無理やり合流する形になりました。やっと切り返して一番会場外壁に近い列にきたと思ったら、知らない間に外側の列の流れる方向が逆になり、簡単に言うと一つの入り口に向かって3つの列がなだれ込むと言うもうほんとメチャクチャな状態になってしまいました。


なんとか会場に入れたはものの既にシート席も全席埋まり、あとは立ち見でと言うアナウンス。これにはさすがにあきれました。チケットの人数分は、スペースを確保するのが当然だと思います。会場のキャパシティを超えるチケットを配布したらどうなるかくらいわからないんですかね。
と、ぶつくさ文句を言いながらこの状態ではなんでもあり、シート席とスタンド席の間のスペースにシート席の最後尾に自前で持ってきたレジャーシートを引いてなんとか場所を確保することができました。


あれだけシャトルバスから会場までのルート整理をしておきながら、肝心の入り口の整理は放置状態というのには正直驚きました。今後改善がなされていくことを願っています。


チケット枚数ももう少し絞ってもいいと思うんですけどね。笑



さて、話を本題に戻しましょう。
演習が始まると、次々に戦車や戦闘機、ヘリコプターが現れます。

動画は私のツイッターアカウント(@Gracia_f48)に投稿していますので興味をお持ちの方は是非閲覧ください。
動画では大したことのない砲弾の発射・着弾音ですが、会場で実際に聞くと半端じゃない音量です。
鼓膜に響くというか、体に響くというかそのくらい衝撃のあるドカン!という音です。
売店に耳栓が売っているくらいですから、その威力が伺えますね。笑



ヘリコプターの編隊が通りすぎて行きます。
これはなかなか見られるものではありません。



この写真はどの砲弾かは覚えていませんが、「キノコ雲」的なものを見事に形成しています。
この時使用した砲弾は、実際のものより威力を1/4に抑えているそうです。
1/4でこれとは…使われないことを祈るばかりですね。



撤退時などに使用する発煙弾の着弾直後の写真です。モックモクですね。



ヘリコプターのカッコいい飛翔シーン。と思いきやこれは着陸シーンです。笑
ご覧のように離着陸に際しヘリコプターの周辺はかなりの風圧が発生します。

ヘリコプターの着陸が行われる前に、6、7台の散水車が大量に水を散布して会場を湿らせていましたが、それはこの風圧で土が巻き上がってしまうのを抑制する働きがあったようです。
かなりの量を撒いていましたが、それでもこれだけ捲き上るんですから相当の風圧なんでしょうね。



演習の最後に、戦車やヘリコプターの展示が行われます。機体によっては触れたり乗り込む事もできます。
ミリタリーマニアにとってはまたとない好機なのではないでしょうか。
当方は戦争ゲームでちょろっとやったくらいのど素人で申し訳ありませんが…


重量38トンって冷静に考えるとすごいですよね。
納車待ちしているBMW X1 18d は1.6トンなんですけど。
踏まれたらぺしゃんこですね。考えたくありません。笑



こちらは確か水陸両用の期待。ゴツい…


同じような戦車の形でも、種類に応じて乗車定員に差異があるようです。
さっきの87式自走高射機関砲は3人乗りでした。こちらは10人。


あれはPACK3のようなものでしょうか?いや、そんなわけはないでしょうけど確認し忘れました。笑



こちらは輸送用ヘリ。これすごいんですよ、定員なんと55+3名!さすが輸送用と言ったところでしょうか。

それにしてもこのプロペラのしなり具合がすごいですね。
材質はカーボンとグラスファイバーでできているそうです。
見るからにプロペラ同士がぶつからないのか心配になりますが、回転速度が互いにリンクしているので絶対に接触しないようになっているそうです。さすが。


コンパクトですが攻撃装備を備えていますね。プロペラ2枚で大丈夫なんですね。


自衛隊員に熱心に質問を投げかける父。


我が家はGCF(ゴムクローラフォークリフト)を作業に使っているので、機構のにている戦車のキャタピラ部分に興味アリ。


やはり、半端じゃない車重の衝撃を逃がすためにショックアブソーバーが付いていたり、キャタピラが金属製だったりとさすが戦闘用といった印象。
駆動輪は前輪だったり後輪だったり車種によって違うようです。
何か意味があるんでしょうかね。




それにしても排気量どんだけあるんだこいつら…





さて、いかがでしたでしょうか?
ミリタリーマニアでなくても十分に楽しめる「そうかえん」でした。
ただ、人員整理については改善の余地アリです。





結構最後まで残っていたので、駐車場にはレクサスが寂しそうに待っていました。

あまりにシュール。笑


というかさながらオフロードな駐車場でしたが雨とか降ったらどうするつもりだったんでしょうか(演習は雨天決行)。
助け出す重機はいっぱいありますとでもいうのでしょうか…笑


ともあれ楽しい一日ではありました( ^∀^)






それではこの辺りでお暇しますね。
ありがとうございました。

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