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リアル・マインクラフト

おはようございます。こんにちは。こんばんは。


みなさまは「マインクラフト」というゲームをご存知でしょうか?


このゲームは広大なエリアで土を掘り、木こりをし、石を積み、家を建てるなどいろんなことができる自由度の高いものになっています。洞窟に冒険に行ったり、農作物を育てたり、魚釣りはもちろん、錬金術や薬の調合までできちゃったりする、世界でも人気の高いゲームです。あ、別に宣伝とかではありませんので。笑


それで、今回は実際に現実世界で「マインクラフト」したお話です。


前置きをするのも何なのですが、この作業は世間一般の農家さんはまずやりません。笑


要約すると、「畑直し」です。それも人力で行う小規模なものではありません。


写真を見ていただくとわかると思いますが、3台の農機があるエリアは、右から左に向かって下り坂のように斜度がついています。


この傾斜が農作業をするにあたり非常に不便であり、また水はけも偏ってしまうため生育に差異ができてしまいます。


というわけで、右から左へ土を運ぶ「ナラシ」作業を行いました。


また、土手から土を削り圃場の拡大も同時並行でやって行きます。


農機3台を使ってでの作業ですが、簡単に説明すると



水色のショベルのような機械が通称「ユンボ」。土手を掘削し削り出した土を、今度は黄色の通称「モロオカ」の持つコンテナに運びます。



そしてこのMT25、通称「レベラー」が「モロオカ」がコンテナから下ろした土を平らにならします。


この3台を使って整地作業をするわけです。


作業は全て機械で行うので、良いトレーニングになりました。肉体疲労も最小限ですしかなり楽しかったです。やっぱり男は機械好きなのでしょうか。


こんなガチな掘削作業は土木関係の領分ですが、費用がかかるとはいえ何故父は自らこれに臨むのでしょうか。


この理由は、農閑期にあります。


通常農家は収穫時期のピークを終えると、次の定植に備えていろいろ準備をしますが、その作業量はそれほど膨大ではありません。


仕事のやりくりに融通がきくのもこの時期ならではです。それでなければ私も蟹江町の彼女宅で4日もヒモまがいのことなんてできません。(ヒモじゃないですけどね!)


そうこうしているうちに、仕事がなくなってきてしまいます。そうするとどうなるか。


出かけたり、遊びに行ったりしますよね。そこでお金を使ってしまうわけです。


そこで自分で「仕事」を作ることでお金を使わないばかりか、より営農活動を効率的にすることによって収入の向上につながります。


これを「仕事人間」と思われる方もおられるかと思いますが、それは少し違います。


遊ぶときはとことん遊ぶ、休むときはとことん休む。


要するにメリハリです。メリハリのない自営業はイコールで失敗します。


時間を無駄に過ごさない、これを徹底しているのが父です。


私としてはもう少しぐらいは無駄をあえて作るのも人間らしい生活でいいとは思うんですけどね。笑




今年の「リアル・マインクラフト」はもうやらないみたいですが、楽しいのでまたトライしたいですね。ゲームより楽しいですよ笑




それではこの辺りでお暇しますね。
ありがとうございました。

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