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我慢大国、JAPAN




おはようございます。こんにちは。こんばんは。


写真は先日長島のアウトレットパークの駐車場で見た空模様です。
いかにも夏らしい雄大積雲につい見とれてしまいました。風物詩ですね。


抑圧文化 日本


さて実は私、心理学とか哲学に関心があったりします。特に日本人の労働に係る心理状態の動きというテーマに興味を持っており、なぜ近年話題に上がるブラック企業がなくならないのか、常々考えております。


こちらをご覧ください。

私は「苦労することは大切だ」とか「苦労は報われる」という考え方がどうにも苦手です。

自分が苦労をすれば、他人が苦労していないのを許せなくなる。


すると、他人が苦労するように働きかけるようになる。


はたして、皆が苦労しなければならなくなる。


学生時代の部活動や、職場での社内規則など、つまり初期の筋トレや球拾い、残業や休日出勤というもの(すなわち苦労)は、「人は自分にとって苦痛となった経験を経た後、同じ組織に属していながらその経験をしていない他人を許すことができない気持ち」を礎に今日まで強烈に継続しているのだと思う。


特に、「同調」を重んじる日本人なら尚更顕著に出てしまうのだろう。


それが良いのか悪いのかは別として。


いかがでしょうか。上文は私の一意見にすぎませんが、やはり日本人の我慢強い性質が今日のブラック企業をのさばらせているのではないでしょうか。


日本の国民の大多数は、300年に及ぶ江戸時代を経験し、搾取と弾圧というストレスに耐え抜いてきた者たちが後世に子孫を残すことができたと言えます。


300年に渡るストレッサーの存在は、ヒトという生命体に環境適応を余儀なくさせ、先天的な性格から組織の成分となる文化までストレスに適応させました。


そうしてできたのが今日の日本文化ではないでしょうか。
嫌なことがあっても、みんな嫌なんだから我慢しよう。苦労は分かち合おう。苦しいことがあっても、いつかは楽になれる。。。


何んともおぞましい文化でしょう。
これでは、みんなで一斉に楽にならなければなりません。
一人が抜け駆けしよう者なら袋叩きです。



ごく最近になって「ゆとり世代」というキーワードが生まれましたね。
私もその一人ですが、この硬直した日本社会を打破するのは一般に批判されている「ゆとり世代」こそが担うものではないかと考えています。


そもそも「ゆとり教育」は無くなってしまいましたが、それこそ過分に苦労を経験してきた世代が「私たちのように苦労を経験しないのは卑怯だ」という心理がそうさせたのではないかと勘ぐってしまいます。



ですから、一時でも実現した「ゆとり」を経験した世代が後世に共有概念として伝播していかなければなりません。
少なくとも私はそう思っています。






それでは短いですがこの辺りでお暇します。
ありがとうございました。

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